遅延耐性ネットワーク(DTN)技術

特徴

遅延が極めて大きく、パケットロスや回線中断が極めて頻繁に起こる、従来の前提条件を満足しないネットワークが途中にあっても、効率的・経済的にEnd-to-Endの情報伝達を実現できる新しい技術です。

DTN技術の重要性

DTN技術の重要性・汎用性への認識の高まっています。 MANET (Mobile Ad-hoc NW), WSNET (Wireless Sensor NW),Wireless Mesh NW 等で個別に研究されてきた技術の拡張・一般化 普段は孤立したNWや機能・性能が極めて不均一な端末を含む、あらゆるものを仮想的に接続し、時間的・空間的な「不連続性」を克服して「真にグローバル」な非同期情報伝達を実現する技術です。 間欠的接続や蓄積運搬型通信の重要性(新しい利用の可能性)データ転送技術だけでなく、アドレッシング、セキュリティ等も含むアーキテクシャとして重要です。

利用ケース

  • 山間・離島、都会の死角、高速移動体、海上・宇宙・深海等での通信
  • 低電力短距離通信による広域情報収集・配布(通信センサ、アクチュエータ等)
  • 災害で通信インフラが損傷を受けた場合の通信
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